gitkadoの気まぐれ日記

島根在住エンジニアが何かに興味を持ったらブログを更新します

JAWS DAYS 2019 参加しました

はじめに

本ブログは技術的な内容では無いです。
技術的な内容を期待される方は、今後の投稿を注目してもらえると幸いです。

JAWS-DAYSいってきた

2019年2月23日に五反田の五反田メッセで開催された「JAWS DAYS 2019」に参加しました。
今年のテーマは「満漢全席」ということで、過去最大のセッション数で開催されてました。

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今回参加した理由

  • AWSを個人的に数ヶ月触ってきて非常に興味が湧いていた
  • AWS界のバケモノ勢揃いと聞いていたので拝見してみたかった
  • 百聞は一見に如かず(最新のサービスや流行)
  • 理解できるできないじゃなくて刺激が欲しかった
  • むしろ参加しない理由が無かった

ちなみに私について

  • 業務はRuby/Pythonによる開発がメイン
  • 時たまAWSやオンプレ環境のインフラ的なこともしてる
  • AWS初めて触ったのが2018年10月なので超素人
  • AWSがきっかけでインフラに興味が沸いている
  • k8sServerlessの意味とか分かるけど触ったことは無い
  • AWSで触ってきたメインサービス(WEB開発周りばっかり)
    • EC2、RDS、S3
    • CloudWatch、CloudTrail
    • CloudFront、 Route53

そもそもJAWS-DAYSっって?

JAWS-UG(AWS User Group – Japan)最大のイベント!!
全国のJAWS-UGメンバが中心となってAWSに関わる幅広いテーマのセッションが発表されます。
詳しくはこちら

セッション感想

下知識が薄い状態で参加したので、ぶっちゃけると3割程度しか理解できなかったです。
その中で「なるほど!」となったことが何点もありましたので共有します。

  • DevOps(考え方とか)

    • パイプラインの構築を確認してから開発を始める
      • 開発が加速する
      • 安い初期投資
      • 完璧である必要はなくて、仕組みを準備することが大切
    • パイプが無い場合
      • 面倒、時間の無駄
      • 人的ミス
      • 職人が生まれる
      • 職人以外だとミスする
    • 開発の初めはアプリ作りじゃなくてパイプラインの設立
      • rails newして、早速デプロイしてみる(エラーになるのは仕方ない)
    • 自動化したパイプラインの維持
      • 油断してると自動化を無視してデプロイをしてしまう
        • 自動デプロイの仕組みが面倒だから使われなくなっている
      • 難しく作り過ぎていないか、他の方法は無いのか検討してみる
      • オペレーションが難しくなるような内容はパイプとしてアウト
    • 常にシンプルで柔軟なパイプラインになることを意識する
      • 大きな変更を最小限の作業で
      • パイプはあくまでアプリの基盤なのでアプリの進化に対応できないとダメ
      • ビジネスの変化でパイプは変化する
      • 運用ルールが変わってもパイプは変化することになる
    • パイプラインのUXを考える
      • パイプは開発チームに提供するインフラのサービス
      • 使いやすく開発の手助けになっているのかを最優先に考える必要がある
    • パイプを唯一のリリース手段とさせる
      • 手動はだめと言う風習を作る
      • 一つ後回しにすると溜まりに溜まって、技術的大きな負債になる
      • パイプだと動かないからと言って暫定的に手動実行するとパイプは使わなくなる
      • 例外として、ビジネス危機の場合は許すしかない
    • ビルドエラーをチャットに通知
      • みんなで解決(放置しなくなる)
      • ビジネス層の人も観れる場所に通知(開発者以外も見れるというのが大切)
  • Serverless(Lambda/API Gateway

    • 簡単
    • お手軽
    • シンプルな要件実現に最適
    • 常にデータを送って良いエンドポイントを提供
  • EKS

    • インフラフレームワークとして考えてみる
    • メリット
      • マニフェストを書かないとデプロイできない
      • k8sを覚えればそれで解決(難しいけど)
      • 一度覚えれば次から効率が格段に向上
    • デメリット
      • マルチテナント難しい(1クラスタに複数サービス)
        • SG変更したら全部のサービスが死んだ
      • コスト効率が悪い
    • 対策案
      • シングルテナントに移行する(1クラスタ1サービス)
    • EKS control というOSSが非常に優秀(各セッションで紹介があった)
    • 監視サーバとかはEKSに入れない方がいいかもしれない
      • EKSクラスタが100%死なないという保証が無いため
  • EKSは素晴らしいけど、適材適所あることを忘れないようにする

    • Lambda … シンプルなやつ
    • ECS … 簡単なアプリ
    • EKS … しっかりアプリ
  • その他、よく登場したAWSマネージドサービス

    • API Gateway
      • 独自のRESTやWebSocketAPIを管理できるサービス
      • Lambdaから呼び出して使用することでサーバレスを実現できる
    • dynamoDB
      • サーバレスの話になるとほぼ確定で登場
      • NoSQL
    • CloudFormation
      • 一発で本番からテスト環境までデプロイすることができる
      • ちょっとしたミドルの修正等もパパッと対応できる
  • Slack

    • 非常に今回のセッションで多く耳にした通知手段
    • APIが使い易かったりメールよりも気付きやすい点で評価されている
      • 社内への通知や報告の場合はメールよりも断然チャット系が良いと思う
  • 入門監視

    • 最近オライリーが出版した書籍
    • 監視に関するセッションで全員が勧めていた
  • 何か新しいことをしてみる場合

    • イノベーションにつながる
    • 利用者が楽しくなるようなツール
    • 大前提としてまずは動くもの
    • 仕様を最小限にしてやりたいことに集中
    • アウトプットする機会を設ける
  • CloudNative

イベント感想

  • 発表者は勿論、スタッフや参加者の全員が熱い!
  • 五反田駅から950mとかいうGoogleMapに震えた。
  • スタンプラリーイベントがありブースが回りやすかった。
    • スタンプ忘れて会話してたので貯めきれず...
  • 全ブースを昼回ったのでノベルティが山のよう。
    • そのため弁当は全て品切れになり食べれず...
  • 懇親会、来年は絶対出る。

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スタンプラリー(2箇所忘れてたらしい)

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ノベルティ57

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ランチ券(ALBという遊び心)

まとめ

AWSに興味がある人間なら自分みたいな超素人〜廃人まで楽しめるイベントでした。

初めてAWSに関するイベントに参加しましたが、知らないことが多すぎました。
私が知っているAWSは、まだ入り口に過ぎないと痛感させられるいい機会でした。

イベントの開会挨拶で「今日の出来事をアウトプットすることが大切」とありました。

今後の野望

Step: 1

  • 2019年3月のイベントで「今日をアウトプット(LT)」します。

Step: 2

  • 現在興味を持っているServerlessな何かを作ります。
  • 2019年が終わるまでに技術的な話を島根のイベントで発表します。
  • etc..

Step: 5

  • 島根JAWS-USを代表するメンバになります(言うだけはタダ)

リンク

JAWS DAYS 2019 公式
当日タイムテーブル(一部パッチ)