セッション

aws INNOVATE
「コスト最適化アーキテクチャを設計する」
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概要

コストを最適化したストレージの設計方法を決定する
コストを最適化したコンピューティングの設計方法を決定する

押さえるワード

AWS料金体系
- 従量課金性
- 予約による値引き(リザーブドキャパシティ)
- 使用量が多いほど単位あたりの料金を値引き

使用料金に関する基本要素

データ転送
- リージョンから外に出る転送の場合に料金が発生
- リージョンの外からの受信やリージョン内の送受信は無料
コンピューティング
- EC2コスト見積もり検討事項
  - サーバの実働時間
    AmazonLinux,Ubuntuは秒単位
    それ以外は時間単位
  - マシン構成
  - マシン購入タイプ
    オンデマンド、リザーブド、スポット
  - インスタンス数
  - ロードバランシング(ELB)
  - 詳細モニタリングデフォルトモニタリングは無料
  - AutoScaling
    設定自体は無料だが起動するインスタンスに料金が発生
  - ElsticIPアドレス(固定的なパブリックIP)
    - 利用していないElasticIPに対して料金が発生
    - EC2にアタッチしている場合は無料だがEC2が起動していなければ料金が発生
    - EC2に2つ以上のEIPがアタッチされている場合は2つ目から料金が発生
  - OSとソフトウェアパッケージ
ストレージ
- S3コスト見積もり検討事項
  - ストレージサイズ
    - S3標準 (データサイズに対して1番高い、データ取出が1番安い)
    - S3標準-低頻度アクセス
    - S3 1ゾーン-低頻度アクセス
    - S3 Glacier (データサイズに対して1番安い、データ取出が1番高い)
  - ストレージクラス
  - リクエスト
  - データ転送
- EBSコスト見積もり検討事項
  - ボリュームサイズ
    - SSD…IOPS高い、スループット低い、コスト高い
    - HDD…IOPS低い、スループット高い、コスト低い
  - ボリュームタイプ
  - IOPS
  - スナップショット
  - データ転送
インスタンス
- オンデマンド…使った量だけ課金される、事前契約不要、柔軟性あり
- リザーブド…1.3年の事前契約、オンデマンドより最大75%割引、RIタイプ
  - スタンダードRI…インスタンスファミリーやOSが変えれない、割引率高い
  - コンバーティブルRI…インスタンスファミリーやOSが柔軟に変えれる、割引率低い
  - スケジュールされたRI…特定のリソースに対するキャパシティを事前に予約しておく
- スポット…AWSが管理するハードウェア内の空き容量内で使用、オンデマンドより30~40%割引
  - リスク: 空き容量の需要供給によってインスタンスが強制停止される(2分前に通知あり)
サーバレスアーキテクチャ
- Lambda…実行環境はAWSが提供するのでコード開発のみ行えば良い
- S3…リソースをエンドユーザに提供する際にWebサーバを準備する必要がない
- DynamoDB…DBサーバをAWSが提供するので意識する必要がない
- API Gateway…ロジックに対してアクセスできるようにするためAPIサーバが必要ない
- CloudFront…キャッシュによりS3へのリクエストコストを削減できる、S3単体使用よりパフォーマンス向上
- CloudFrontコスト見積もり検討事項
  - データ転送(受信)
  - リクエスト
  - トラフィックディストリビューション