gitkadoの気まぐれ日記

島根在住エンジニアが何かに興味を持ったらブログを更新します

公開した静的サイトをHTTPS化(ACM)

概要

S3+CloudFront+Route53で構成している静的サイトをhttpsで公開する。

現状整理

実は以前紹介した方法で既にhttps接続は可能です。

gitkado.hatenadiary.jp

ただし、CloudFrontのSSL証明書を使用しているのでセキュリティ警告が出ます。
 → 証明書とURL(ドメイン)が不一致のため発生

必要作業

今回はAWS上で全て完結させる想定で作業を計画しました。

作業開始

ドメイン名に対してのSSL証明書発行

リージョンがバージニア北部であることを確認してください。

  1. CertificateManager>証明書のプロビジョニング「今すぐ始める」クリック
  2. パブリック証明書のリクエストを選択して「証明書のリクエスト」クリック
  3. ドメイン名を入力して「次へ」クリック
  4. DNSの検証を選択して「確認」クリック
  5. リクエスト内容を確認して「確定とリクエスト」クリック
  6. 「Route53でのレコード作成」「作成」クリック
    • 検証保留中→発行済み になったら完了(30分程度かかります)

SSL証明書を設定

  1. CloudFront>General「Edit」クリック
  2. フォームを入力して「Yes,Edit」クリック
    • SSL Certificate
    • Custom SSL Client Support
      • Only Clients that Support Server Name Indicationを選択
  3. これで「https://」で警告なく接続できることを確認

まとめ

こんなことまでAWSで解決できてしまうのか。と感じました。
手順も比較的簡単だったので今後は同手順でHTTPS対応していきたいと思います!

参考

CloudFrontでS3のウェブサイトをSSL化する
AWSでWebサイトをHTTPS化 その1:ELB(+ACM発行証明書)